徹底したロックダウンということか。それにしても都市封鎖と言えばいいのに、なぜロックダウンとわざわざ英語で言うようになったのか。
おそらく小池都知事がロックダウン、オーバーシュートなどと言ったのが事の始まりという気がする。ネコはその前から、イタリアにいる同僚からlockdownだと聞いて辞書を引いて初めて知った単語である。
2020年の初めごろ、武漢の医師が見たこともない肺炎患者がいるとSNSで警鐘を鳴らしたことで「社会不安をあおった」として、警察から訓戒処分を受けた。もしかしたら、研究所から出て行ったウイルスをどう説明するのか、政府が考える前に情報を発したからだったのか。
その一方で武漢を徹底的に封鎖し、上海のディズニーランドの再開時はお手本のような感染予防対策が報じられた。人工ウイルスが拡散した場合の対処マニュアルが既にあったからなのか。
歴史の流れを分析する方法として、「〇〇が発生したためXXが起き、結果として△△が得をした」という事実関係に注目するやり方がある。この三段論法で行けばコロナが発生したため米国で大混乱になり、結果としてトランプが退陣した、と言える。コロナ前は米国経済は好調で雇用も拡大し、コロナがなければ間違いなくトランプが再選されていただろう。
「米国はずっとコロナが武漢の研究所で発生したと主張してますからね」
「まあね。実際のところはわからないが、中央集権的な体制が功を奏した、とも言える」
ウエイトレスが次々と注文した料理を運んでくる。パソコンを使いすぎたためか、ちょっとしたものをつかんだり、持ち上げたりすると左肘が痛いので、ネコはB氏が取り分けてくれる魚を待つ。
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